短編映画『典座-TENZO-』大本山永平寺撮影

2018年03月6日 / 全曹青映画 典座-TENZO-, 活動

大本山永平寺にて2月26日より2日間の映画撮影が行われました。

 到着と共に撮影会議を行い、実際に山内を拝観しながら撮影計画を立てます。37年ぶりの記録的な大雪の影響が残る山内は、雪にふさがれ通れない道も多く、例年の永平寺とは様子が大きく異なります。戸惑いながらも、外では手作業で雪をならし機材を置く足場を作り、伽藍内では雪景色を生かす構図等を一つ一つ確認していきました。

 そうして迎えた明朝、新たに修行に入る若き僧侶達の「上山(じょうざん)」の様子から撮影が開始されます。上山の様子を撮影する山門までの道のりは、早朝のため路面が凍結している場所も多く、機材を守りながら転ばないようゆっくりと進んでいきます。手を取り助け合いながら前日に作った足場にたどり着き、機材を設置しそれぞれの配置から撮影が開始されました。

 張り詰めた空気が、雪の寒さと共にこちらに突き刺さるように伝わる中、上山する修行僧の妨げにならないよう静かに上山の様子を撮影し、続いてドローンを使用して上空から見る永平寺の様子を撮影しました。

 日が高くなると共に伽藍の内へと入り、堂内を歩く僧侶のシーンを中心に、各行持や山内の様子を映像と音声におさめていきます。永平寺の雪景色は今しか見ることが叶いません。堂内の様々な場所から、あらゆる構図を網羅するように丁寧に撮影が行われました。

 日の出前からの長時間にわたる山内の撮影を終え市街地へと戻り、一級河川である九頭竜川の様子を撮影し今回の撮影は終了しました。

今後も様々な場所で、映画『典座-TENZO-』の撮影が続いていきます。引き続き続報をご期待下さい!