第19期会長 所信表明

2011年05月20日 / 全曹青とは, 各期概要

全国曹洞宗青年会
第19期会長 松岡 広也

全国曹洞宗青年会第19期会長就任に際し、会員の皆様にご挨拶申し上げます。

先ず、この度の東日本大震災で亡くなられた方々に深い哀悼の意を表するとともに、被災されたすべての皆様に衷心よりお見舞い申し上げます。

被災地の各曹青会におかれましては、大地震や大津波による甚大な被害を受けながら、更には原発事故により大きな不安を抱える中、力強く復興支援活動に邁進されておられる姿は、正に第18期が掲げた慈悲行の実践であると敬意を表するところです。第19期全曹青としても、被災地の迅速な復興を祈念し、全国の曹青会が円滑に支援活動に臨めるような体制の構築に取り組んで参ります。災害復興支援部の活動が、期をまたぐことで停滞しないように、当面は第18期出向者の協力を得ながら業務を引き継ぎ、被災地の各曹青会と密接に連携して被災地の状況に応じた長期的な展望に立った支援を実行する所存です。各曹青会におかれましては、引き続き復興支援活動にご協力を賜りますよう、切にお願い申し上げます。

今期は『今が明日への新たな一歩』をスローガンに掲げ、2年間活動して参ります。“今”の連続が常に我々の活動精進の場であります。“今”と向き合い、“今”ある被災地の願いを第19期全曹青の願いとしてしっかりと受け止め、“今”を行ずることで、共に明日という未来へ勇気を持って新たな一歩を踏み出していきたいと考えております。

第19期の諸事業の企画・展開の柱となる委員会については、総合企画委員会・広報委員会・法式委員会の3委員会を設置致します。

総合企画委員会は、主に頒布活動を通して、会員はもちろん、ご支援いただいている全国のご寺院様に還元できるような事業を展開致します。また、第18期基幹事業委員会が取り組んだ電話相談員養成事業の果実である『観世ふぉん』は当委員会の事業として受け継いで参ります。

広報委員会は、広報誌『sousei』の編集とHP『般若』の管理を担当致します。会務の状況を鑑み、『sousei』発行に関する経費の大幅な削減を図るため、4ページ減の20ページとなりますが、誌面の全ページがカラーとなります。より見やすくデザイン性のある誌面と同時にweb媒体と合わせた立体的な情報発信にご期待下さい。

法式委員会は、これまでの委員会独自の法式に関するスタイルを継承しつつ、現在の会員のニーズに応える事業を展開致します。

全曹青が加盟している全日本仏教青年会(以下、全日仏青)は、6月に役員改選があり、全曹青の村山博雅師(大阪曹洞宗青年会)が第18期理事長に就任致します。全曹青では村山師を委員長とする『全日仏青執行特別委員会』を設置し、委員会のメンバーが全日仏青に出向し、2年間任に当たらせていただきます。全曹青としては、全面的に全日仏青の活動を支援する方針であり、この好縁を生かし幅広い活動に参画したいと考えております。

私自身はこれまで2期4年間全曹青に出向し活動させていただきましたが、新たに出会った青年宗侶と乳水和合し、様々な事業に関わらせていただいたことは、本当に有意義な経験であり、貴重なご縁を頂戴した皆様方に深く感謝致しております。

『全曹青』には、特別な知識や経験がない者にも活動の場があります。

『全曹青』には、僧侶としての夢や希望、目標を持って出向した者が、全国の会員諸兄と交流しながら、自由で創造的な活動を展開できる器があります。

それが『全曹青』の一番大きな魅力であると自信を持って申し上げます。

非才不徳の身ではございますが、第19期の全出向者がこれまで所属曹青会で培ってきた力を存分に発揮し、充実した2年間を務めきることができるような会務運営に、惑い無く渾身を傾けて参る所存でございます。その結果、各加盟曹青会との繋がりをより深め、40周年の大きな節目を迎える第20期に万全な体制で、更に魅力ある全曹青をバトンタッチすることが私の責務であると考えております。全国の会員諸師におかれましては、これから新たな一歩を踏み出す第19期全曹青に対し、更なるご理解ご協力を賜りますよう伏してお願い申し上げまして、私からのご挨拶並びに所信とさせていただきます。