平成25年度定期評議員会・定期総会 開催報告

2013.05.21

平成25年度定期評議員会・定期総会 開催報告

定期評議員会

平成25年5月13日(月)午後1時半より、曹洞宗檀信徒会館3F桜の間に於いて、定期評議員会が行われました。松岡広也第19期会長から退任にあたっての挨拶の後、12日執行部会、理事会を経て上程された議事、(1)平成24年度事業及び決算報告、監査報告の審議 ・承認。(2)第20期執行部及び監事の審議・承認。(3)平成25年度事業計画案 ・予算案が審議・承認され、櫻井新会長のもと新体制執行部がスタートしました。続いて、会長選考委員会、災害復興支援部、観世ふぉん特別委員会、国際特別委員会の設置報告。「東日本大震災活動報告書 平成23-24年度」(編:全曹青災害復興支援現地本部)の配布・報告。また、これまで復興支援活動の拠点であった「災害復興支援現地本部」(福島県伊達市・成林寺内)の機能が、宗務庁管轄の「曹洞宗東日本大震災災害対策本部復興支援室分室」(福島市内)に移管され、今後も継続して災害復興支援にあたることが報告されました。並びに「東日本大震災三回忌慰霊行事」の報告、「宗門の現勢と未来に関するアンケートの回答と総括」がなされました。

定期評議員会の様子

定期評議員会の様子

 

中央研修会

翌5月14日(火)午前10時より、同じく曹洞宗檀信徒会館3F桜の間に於いて、『震災を振り返り明日へ~宗門・宗教者による支援とは~』と題して中央研修会が行われました。

<第1部>今後の震災復興支援における新体制の説明。<第2部>激甚災害が起こった場合をシミュレーションした研修プログラムを参加者全員が各配役について実際に体験しました。発災直後の通信・交通網などのインフラが寸断されて混乱する状況を再現し、情報の収集・共有を進めながら、いかに現地本部の立ち上げを行うか、また被災地寺院・行政・企業・社協、被災地外の各曹青会、災害復興支援部がどのように連携すべきかを検討し合いました。<第3部>座談会形式により、今回の東日本大震災の体験を踏まえ、支援活動や傾聴活動を行う上での課題から今後の展望について意見を各々の篤い想いと共に交換しました。

 

 

第2部(シミュレーション)の様子

第2部(シミュレーション)の様子

第3部(座談会)の様子

第3部(座談会)の様子

 

定期総会

中央研修会の後、午後1時半より、定期総会が行われ、平成24年度事業及び決算報告、平成25年度事業計画案及び予算案の承認、第20期執行部の承認、特別委員会の設置報告など、すべての議事が多数の出席者により承認可決されました。また、平常時からの情報共有を行うための「全曹青災害復興支援部災害メーリングリスト」への登録が呼び掛けられました。

定期総会(第20期執行部承認)の様子

定期総会(第20期執行部承認)の様子

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