平成21 年度 広報委員会 活動報告

2010年07月9日 / 広報委員会

広報委員会
委員長板 倉省吾

 

【 活動目的 】

第18期広報委員会は、以下を目的として活動を展開する。

  1. 全国の曹洞宗青年会の協議体として、その情報を網羅的・集約的に情報発信する。
  2. 事業体としての全国曹洞宗青年会(以下、全曹青)の活動態を紹介し、協議体としての特性を周知する。
  3. 上記の情報発信により、会員個々の加盟意識を掘り起こす。

 

【 活動報告 】

1. 広報会議の開催状況について

広報委員会の会議・打ち合わせは、オフラインでは専用のMLや全曹青ウェブ会議室「Z.O.I」にて随時行っている。オフラインでは以下の通りである。

第1回 2009年5月11日 於曹洞宗檀信徒会館 11名参加(委託委員含む)
第2回 同 12日 於曹洞宗檀信徒会館 8名参加(委託委員含む)
第3回 同 6月1日 於曹洞宗檀信徒会館 10名参加(委託委員含む)
第4回 同 12月17日 於京都 7名参加(委託委員含む)

 

2. 全曹青広報誌『sousei』の編集と校正

今期から、業者との編集校正の協働割合を増やす。これは、品質を維持し、且つ委員会内の作業効率と能力負担の軽減を図る、中長期的な展望によるものである。

→特に、レイアウトデザインを委託したことで作業負担は激減した。また、広報委員の問題意識を企画した記事や会務報告といった従来の記事内容に加え、一般の編集業者(制作/マーケティングオフィスアゴラ デザイン/株式会社象形社)が記事作成に関与したことで一般社会の視点・言語・編集方針が加味され、「公共的な事項を報道し、又は論議することを目的」とする第三種郵便承認の条件をより補強し、刊行物としてより多角的な記事を構成することができた。しかし、前期に比べて校了時期が前倒しになり、それに伴う編集期間と発行日までの時差が、そのまま情報の大きな時差として反映されたことで、課題を残した。

また、従来にも増して各曹青会が編集作業に関わる割合を増やし、各曹青会の加盟意識の向上に資したい。

→前期に比べて、管区大会や加盟団体の紹介の紙幅を増やした。情報源である各管区や加盟団体から提供される情報量が増えたことにより、必然的に校正等のやり取りが増え、その意向反映にも資した。広報委員会と取材先の団体との間に一定の関係性が培われたと考えるが、より全会的な加盟意識の向上を目指したい。

今期の発行実績、及び発行計画案は以下の通り。

平成21年4月5日(145号)発行済(発行部数15,000 部、第17期編集発行)
平成21年7月5日(146号)発行済(発行部数12,000 部、第18期編集発行)
平成21年10月5日(147号)発行済(発行部数12,000 部、第18期編集発行)
平成22年1月5日(148号)発行済(発行部数12,000 部、第18期編集発行)

3. 全曹青ホームページ『般若』の運営

インターネット媒体としての特性を生かした広報を、従来にも増して展開する。

→『sousei』の編集行程の変更に伴い生じた、情報の時差を補完する機能を果たした。また、昨年度1年間運営した結果、『般若』をリニューアルする判断に至った。現システム・デザインは、過去期の情報と今期の情報が錯綜していて、ユーザーが全曹青の情報・メッセージを読み取り難いとの認識から、よりシンプルな情報の作成と提供を実現すべく、過去期情報をアーカイブ化(情報としての順位を階層・可視的に下げて、分類・集約して記録保存する)し、トップページに近い階層では当該期のみの情報を集約したい。

4. 全曹青SNS の運営
一層の活用促進を図りたい。

→『sousei』『般若』に比べて今期の独自性を発揮するに至っていないが、引き続き活用の促進を図りたい。

5. その他

前期までの広報、IT両委員会が統合されたことを踏まえ、広報事業に関する各種コンテンツの連携、情報の整合性の向上を図る。

→上記の通り、『sousei』と『般若』の情報の補完関係が構築されつつあり、それに伴って連携と整合性は、前期に比して格段に向上した。
また、会員である青年僧の年代特有の日常底に根ざした趣向や問題意識、求道心を喚起し、出来るだけ広汎に共有し得るコンテンツの内容を図りたい。
→今期からの新規連載の「寺めぐり 街めぐり」は、取材地の案内役を地元の青年僧などにお願いした地域発信の記事であり、ボトムアップ型の誌面構成を目指す今期編集方針を象徴するものになっている。同じく新規連載の「メメント~生死を想う」は、ビジュアルデザインから読者の生死観への更なる醸成を願ってのものである。

【 総 括 】

『sousei』と『般若』の情報を連携し整合するという、今期の目標については一定の成果を上げつつある。
また今期は、出向委員による『sousei』編集において文字情報の作成以外の能力と時間を、極力軽減する編集体制を取った。これについては上記の通り、一般編集プロダクションとの協働により、レイアウトデザインの向上と相俟って、大変大きな成果を上げた。同時にその編集関連費が、全会的な予算に対して、過去最高規模の割合額を占めることになった。
今後も、加盟団体並びに会員個人との直接的且つ個別の連携を強める意識の下に会務に当たりたい。他の宗門系メディアと全曹青の広報コンテンツとを差別化する上で、加盟団体や個人の個別の声をボトムアップ型で反映させることが、取るべき方策と認識しており、その積み重ねが、結果として全会的な加盟意識の向上に資するものになると考える。
「宗門内への組織広報」に留まらず、『般若』などを活用した、より対外的な広報も念頭において、残りの任期に当たりたい。